今のガス代を全国平均と比べる
検針票(ガス料金のお知らせ)にある「使用量(㎥)」と「請求額(円)」を入れてください。同じ使用量の全国平均と比べます。
比較に使う全国平均は下の表の値です(5〜20㎥の間は按分して計算)。請求額に設備料金などが含まれる場合や、地域・季節によって差が出るため、目安としてご覧ください。
プロパンガス料金の全国平均
| 基本料金 | 5㎥使用 | 10㎥使用 | 20㎥使用 |
|---|---|---|---|
| 2,000円 | 5,707円 | 9,281円 | 16,074円 |
税込・1か月あたり。出典:石油情報センター「液化石油ガス価格分布状況」(2026年4月末時点)。料金は販売店ごとの自由料金で、地域によっても差があります。
1㎥あたりに直すと、全国平均はおよそ700円台です。検針票の従量単価(1㎥あたりの料金)がこれを大きく上回っている場合は、見直しの余地があるかもしれません。
「ご使用量(㎥)」「基本料金」「従量料金(単価)」「設備料金」の欄を確認しましょう。2025年4月からは、料金をこの3つ(基本・従量・設備)に分けて示すことが義務になっています。
プロパンガスの料金が高くなりやすい理由
- 料金は販売店が自由に決める:同じ地域でも会社によって料金が違います。
- 比べる機会が少ない:一度契約すると、そのまま何年も使い続ける家庭が多く、料金が見直されにくい傾向があります。
- 値上げに気づきにくい:毎月の請求額は季節で変わるため、単価が上がっていても気づかないことがあります。
2024年7月からは、ガス会社の切り替えを不当に制限するような条件付きの契約が禁止されました。2025年4月からは、料金を「基本料金・従量料金・設備料金」に分けて示すことが義務になり、ガスの使用と関係のない設備費用を料金に含めることも禁止されています。
ガス会社を見直せる人・見直せない人
見直せる:戸建ての持ち家にお住まいの方
ガス設備も契約も自分のものなので、ガス会社を自分で選んで切り替えられます。これから建てる・購入する戸建ての方も、入居前にガス会社を選べます。
集合住宅や賃貸住宅では、ガス会社は建物の所有者(大家さん・管理会社)が決めています。入居者の方はご自身で切り替えられないため、このページでご紹介するサービスはご利用いただけません。
新築・中古の戸建てを購入する方へ
建売住宅や中古住宅では、売主やハウスメーカーが取引しているガス会社がそのまま案内されることがあります。ただ、持ち家ならガス会社は自分で選べるので、入居前に料金を比べておくのがおすすめです。
- 契約前に、基本料金と従量単価(1㎥あたり)を書面で確認する
- 入居後の値上げのルール(いつ・どう知らせるか)を確認する
- 設備(ボンベ・配管など)の所有者と、解約時の扱いを確認する
入居前に複数の候補と比べておけば、住み始めてから「高いかも」と悩むことを減らせます。
無料でガス会社を紹介してもらう方法
自分で地域のガス会社を探して見積もりを取るのは手間がかかります。そこで便利なのが、一般社団法人プロパンガス料金消費者協会の無料紹介サービスです。
- 利用は無料。条件に合うプロパンガス会社を紹介してもらえます
- 切り替えの申し込みから工事完了までサポート
- 紹介先の会社による一方的な値上げを防ぐ「ガス料金見守り保証」つき
サービス内容は協会の公式サイトの説明によります。節約できる金額は、ご家庭の使用量や地域、今の料金によって異なります。
プロパンガス料金消費者協会に無料で相談する戸建て持ち家の方限定・相談は無料
申し込む前の確認リスト
次の4つに当てはまれば、スムーズに相談できます。
- 戸建ての持ち家にお住まい(または購入予定)である
- 今お使いのガスがプロパンガス(LPガス)である(都市ガスではない)
- 直近の検針票(使用量・請求額がわかるもの)が手元にある
- 申し込み後の電話での本人確認に出られる
アパート・賃貸住宅の入居者の方、都市ガスをお使いの方はご利用いただけません。同じ世帯からの2回目以降のお申し込みもできません。
切り替えまでの流れ
- 無料で申し込む
フォームから、お住まいの地域や今のガス料金などを伝えます。 - 電話で本人確認・ヒアリング
協会から連絡があり、ご家庭の状況を確認します。 - ガス会社の紹介・料金の提示
条件に合うガス会社と料金の案内を受け、納得できれば契約します。 - 切り替え工事
ボンベやメーターの交換など、新しいガス会社が作業を行います。 - 新しい料金で利用開始
切り替え後の検針票で、単価と請求額を確認しましょう。
切り替えるときの注意点
1. 今の契約書を確認する
給湯器などの設備をガス会社が用意している場合、解約時にその費用の精算を求められることがあります。契約書の「解約」「設備」に関する項目を確認しておきましょう。
2. 料金は「単価」と「値上げのルール」で比べる
最初の請求額だけでなく、基本料金・従量単価と、将来の値上げをどう知らせるかまで確認すると安心です。
3. 今の会社から値下げを提案されることも
切り替えを伝えると、今の会社から値下げを提案されることがあります。その場合も、提示された単価を他社と比べてから判断しましょう。
よくある質問
相談や紹介に費用はかかりますか?
協会の紹介サービスは無料と案内されています。契約するかどうかは、提示された料金を見てから決められます。
今のガス会社をやめるときに費用はかかりますか?
今の契約内容によっては、設備の費用の精算などを求められる場合があります。気になる場合は、今の契約書を手元に用意して相談すると安心です。
切り替え工事のあいだ、ガスは使えなくなりますか?
ボンベやメーターの交換作業の間は一時的に使えないことがあります。日程は事前に調整されます。
アパートや賃貸住宅に住んでいますが、使えますか?
アパート・賃貸住宅の入居者の方はご利用いただけません。ガス会社は建物の所有者が決めているためです。
分譲マンションの場合は?
このページでご紹介しているのは戸建ての持ち家の方向けのサービスです。マンションの場合は管理組合の判断になるため、対象外とお考えください。
都市ガスを使っている場合は?
このページはプロパンガス(LPガス)をお使いの方向けです。都市ガスの方はご利用いただけません。
まずは無料で相談してみる
今の料金が平均より高かった方、単価が上がっている気がする方、これから戸建てに住む方は、一度プロの意見を聞いてみるのがおすすめです。
プロパンガス料金消費者協会に無料で相談する戸建て持ち家の方限定・相談は無料
このページについて
このページは、プロパンガス料金の見直しを考えている戸建て持ち家の方に向けて、公的な調査データと各サービスの公式情報をもとに作成しています。料金の平均値は定期的に最新の調査結果へ更新します。
主な出典:一般財団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センター「液化石油ガス価格分布状況」/資源エネルギー庁「LPガスの商慣行是正に関する改正法令」関連資料/一般社団法人プロパンガス料金消費者協会 公式サイト